独学の限界を越えた先にある、プロだけが見ることを許される景色。3180mの槍ヶ岳山頂にて。
【はじめに】
このコラムを読んで「厳しい」と感じる人がいるかもしれない。
だが、私が言葉を尽くすのは、あなたを突き放すためではない。中途半端な技術で現場に出され、結局は挫折して業界を去っていく、そんな悲劇を一人でも減らしたいからだ。
これは私の「警告」ではなく、あなたが一生食いっぱぐれないための「地図」である。
「自分にもできるかもしれない」
そう思ってYouTubeのDIY動画を眺めたり、ワークショップに足を運んだり。それは素晴らしい第一歩です。
しかし、いざ実際の現場に立ったとき、多くの人が絶望的な壁にぶつかります。
「動画で見たようにはいかない……」 「数日の講習だけじゃ、一歩も動けない」
そこには、独学や簡易的な講習だけでは決して越えられない「プロの境界線」が存在します。
30年の飲食業を生き抜き、日本百名山35座を制覇してきた私から、プロを目指すあなたへ、避けては通れない「真実」をお伝えします。
ホームセンターの講習会や、数日程度の体験型ワークショップ。 厳しい言い方かもしれませんが、それはプロの現場から見れば、単なる「日帰りのバーベキュー」に過ぎません。
さらに最近では「壁紙 スクール」と検索すれば、次から次へと新しい業者が現れます。 しかし、その中身をよく見てください。受講風景の写真すら満足に載せていないようなところが、一体何を教えられるというのでしょうか。
ハローワークの職業訓練という、国が運営する素晴らしい仕組みもあります。 しかし、現場の最前線で戦う私から見れば、それはあまりに現実とかけ離れた、のんびりとした世界に見えます。
認定訓練校には、「何百時間の講習を行いなさい」という国が定めたガチガチのルールがあります。 教える側の最大のミッションは「生徒をプロにすること」ではなく、「決められた膨大な時間を、いかに無難に消化するか」になってしまっている。
つまり、彼らが売っているのは「技術」ではなく「拘束時間」なのです。無駄な座学の時間も増えるわけです。
Kitano壁紙スクールは、そんな「時間を潰すためのカリキュラム」とは無縁です。 私たちのコミットメントはただ一つ。
「6畳の天井と壁のクロスを、プロとして完璧に美しく貼れるようにする」
これだけです。 本来なら、私は15日と言わず、もっともっと縮めたいとすら思っています。
「決められた時間を潰すため」の15日ではなく、「6畳を完璧にするため」に一分一秒を削り出した、限界濃度の15日。
この私の想いに応えようとする講師たちのやる気の質が断然に違います。
「時間を潰す講習」とは無縁の15日間。プロの壁紙職人として現場で生き抜くための、最短・限界濃度の技術伝達。
想像してみてください。 あなたは今、槍の穂先に手をかけています。
一歩間違えれば、数百メートル下の奈落まで真っ逆さま。 吹き付ける突風は容赦なく体温を奪い、指先の感覚すら失わせようとする。
そんな極限の場所で、あなたは肩にかけて持ち運ぶような「ポップアップテント」を広げようとしていませんか? あるいは、街の公園で遊ぶような軽装で、その垂直の岩壁に挑もうとしていませんか?
「即死です」
山の世界では、無知は罪であり、装備の妥協は死に直結します。 お金をいただくプロの現場も、本質は全く同じです。
お客様から対価をいただく以上、そこは平坦なキャンプ場ではなく、険峻な「槍の穂先」なのです。
独学や数日の講習で手に入る「なんとなくの知識」は、本物の山岳テントの足元にも及ばない簡易的なもの。 そんな装備でプロの世界に挑むのは、勇気ではなく、ただの無謀でしかありません。
私がこのスクールで手渡したいのは、お洒落なキャンプ道具ではありません。 どんな猛吹雪の中でもあなたを守り抜き、明日への活力を繋いでくれる、本物の「山岳テント」という名の技術です。
槍の穂先に立ち、そこからしか見えない雲海の絶景を、震えるような感動とともに味わってほしい。 そのためには、まず自分自身を、そして大切な誰かを守れるだけの「本物の装備」を身につけてください。
厳しいことを言うようですが、私はあなたに「即死」してほしくない。 一緒に、あの尖った頂(いただき)で、最高の達成感を味わいたいだけなのです。
現場という名の「槍の穂先」であなたを守るのは、簡易的な知識(ポップアップテント)ではなく、本物の技術という名の「山岳テント」だ。
槍の穂先に立ち、そこからしか見えない雲海の絶景を、震えるような感動とともに味わってほしい。 そのためには、まず自分自身を、そして大切な誰かを守れるだけの「本物の装備」を身につけてください。
厳しいことを言うようですが、私はあなたに「即死」してほしくない。 一緒に、あの尖った頂(いただき)で、最高の達成感を味わいたいだけなのです。
私はかつて、飲食の世界に30年身を置いていました。 だからこそ、今のスクール業界の現状を見て、どうしても言いたいことがあります。
あなたは、「料理が作れる人」になりたいのですか? それとも「料理でお金をいただけるプロ」になりたいのですか?
自宅で趣味のパンを焼き、家族に喜んでもらう。それは素晴らしい「余暇」です。 しかし、代金をいただくとなれば話は180度変わります。
そこにあるのは、自分の料理に酔いしれて「いける」と勘違いしてオープンした店や、流行りに乗ってタピオカ店を始めるような、浅い考えが生き残れるほど甘い世界ではありません。
最近はSNSやプロモーションが上手ければ、開店初日から行列を作ることも可能です。 SUSURU.TVで紹介されてバズることもあるでしょう。あるいは大手チェーンが勢いで業態変更をしてくる。
しかし、客に満足いただける「準備」ができていないのに、入り口の華やかさだけで人を集めてしまった店の末路は悲惨です。
一口食べた瞬間に、すべてがバレる。 一箇所めくった瞬間に、技術のなさが露呈する。
Kitano壁紙スクールが提供するのは、お洒落な「お料理教室」ではありません。 厳しいプロの現場で、お客様に「プロは違うね」と言わしめ、確実にお金を稼ぎ、生き抜いていくための「プロとして壁紙を貼れる」です。
「プロとして壁紙を貼れる」の一番麓(ふもと)に私たちがお連れし、助言します。 もちろん、その先の「技術を高める」はあなた自身でお金を得ながらやってください。
あなたがどこまで登りたいかによって、私の役割は変わります。
・Kitano壁紙スクール: 「槍のふもと」まで一緒に登ります。 まずはプロとして「壁紙を貼れる」という装備を整え、現場という山の入り口まであなたを導きます。その先はソロで「技術の向上」という山を登頂して、安全に下山してきてください。
・独立開業サポート: 「槍の穂先」まで一緒に登ります。 一人前の職人として独立し、商売として成立させる。あの鋭く切り立った「槍の穂先」に立ち、最高の景色を掴み取るまで、私はガイドとして隣を歩き続けます。そして下山まで安全にお供し、次に登る山の提案もします。
ポップアップテントを捨て、本物の山岳テントを手に入れる。 その準備ができたなら、一緒に「槍の穂先」を目指しましょう。
装備は整えた。麓(ふもと)で待っている。あとはあなたが、自分の足で一歩を踏み出すかどうかだ。
ここまで読んで、「もっと詳しく話を聞きたい」「とりあえず資料を」と思った方は、他のスクールへ行ってください。
私は、自分で判断できない人に使う時間も、教える技術も持ち合わせていません。
独学の限界を認め、プロとして「槍の穂先」に立つ覚悟を、あなた自身が決めた時だけ、申込フォームを送ってください。
その覚悟の先に待っているのは、誰にも依存せず、自分の腕一本で生きていくという「真の自立」です。
15日間の修行、そして実戦サポート。この期間を潜り抜けた先には、現場でプロとして対価を得るための、揺るぎない現実が待っています。
私は、申込に躊躇しているあなたの背中を押すことは一切しません。
しかし、自ら一歩を踏み出し、槍の穂先を目指す覚悟を決めたあなたには、私はガイドとして持てる技術のすべてを注ぎ込み、その景色を掴み取らせると約束します。
あなたの登るべき山は、もう決まっていますか?
覚悟が決まったなら、教えてください。
「本物の景色」を掴み取るための第一歩を、ここから共に。
Kitano壁紙スクール代表 /(株)Kitano 代表
松岡 弘樹